第1章 みんなに言ってなかったことあるんだ
そもそも自分がこの日記始めようと思ったのは、
みんなにまだ言ってなかったことがあったからである。
始めに言っておくが
「実はこないだ結婚してたぜwイエイイエイw」とか「実はこないだ宝くじ当たってたぜw」みたいなハッピーな話ではない。
だからといって「実は病気で余命1年なんだ」というような話ではないので安心してほしい。タローは至って元気です。
じゃあ何の話かというと、実は去年の7月に自分にある特性あることがわかったのである。
そもそもの話であるが、自分は自他共に認める自称カリスマ天才人間(笑)である。
しかし天才と変人は紙一重なもので、よく言えば個性的、つまり変わり者である。
正直昔から自覚はある。しかしそれは周りと違う自分だけの個性なので
周りに迷惑かけなければおkと思っている。
ここ数年、ネットなどである症状が話題になり、チェックリストなども沢山でてきている。
かなり気になる記事で、正直思い当たることが多すぎたので、自分もやってみた。
するとその症状に全て合致してしまうのだ。
まさかなwとか思いつつ、数年経過したが、その疑惑は日に日に大きくなっていくのである。
もうこれは専門の機関ではっきりさせるしかないと思い、専門の病院を予約して診断してもらったのである。それが去年の7月の話である。
行ったこと無い種類の病院で、電話予約したときに、1ヶ月待ちだったのは流石にビビった。
7月某日
病院に受診、約30分ほどの面談。そこで、色んなこと聞かれた。
普段の生活?仕事はどうなのか?小さい頃はどうだったのか?
とにかく数日前から考えていたこと、全部話してきた。
その後テストのようなものを受けた。
この辺りでそろそろ、感の良い方は何故病院に受診することになったか分かったんじゃないだろうか?
最後に先生から診断結果聞いて、自分の疑惑は確信へと変わった。
「タローさんはADHD、注意欠陥障害の可能性がかなり高いです」
そうである、皆んなに言ってなかった事と言うのは、自分に「ADHD」という障害があったという事なのである。
これが何なのか、自分なりの解釈で説明しよう。
簡潔にいうと、脳のステ振りがめちゃくちゃなので、得意な事、興味のある事ならガチで最強だが、それ以外、不得意なことはとことん出来ないのである。
そもそも何故こんなことになるのかというと、脳のドーパミンとアドレナリンが普通の人より出せない、前頭前野がそれを取り込めないので、興味のない事に関して、集中力が極端に出せないのである。
そのくせ、自分の興味のある事、得意な事に関しては通常の倍以上アドレナリン、ドーパミン出るので、とんでもない集中力出せるのである。
このような状態なので、自分の長所だけ極端に伸びていく、バランスの悪いステータスになってしまうのである。(あくまで自分の解釈です、間違ってたらごめんなさい。)
どれ位集中出来ないかと言うと、興味のない事であると、話を聞いても内容の3割位しか覚えれないのである。仮にこれが仕事であり、自分は至って真面目に話を聞いていたとしても、内容の殆どが覚えれないのである。仕事中は内容忘れないよう、メモ取るのに必死なのである。
集中力がないと言うことは、注意力も極端に低いという事なので、書類とか書くと
ケアレスミスしまくりである。そういえば、学生時代もケアレスミス多かった。
忘れ物なんて日常茶飯事である。
イメージしにくい人はのだめカンタービレの主人公「野田恵」をイメージしよう。
このキャラがADHDの典型と言われているが、マジでこんな感じである。
診断結果受けた時は、ショックとかはなかったと思う。
むしろ「やっぱりだったか」と言う自分のことがわかって、スッキリしたってのが強かったかな。
自分は今後この特性とどう付き合って行くか考えないといけない。
そう考えたときに、他の人はどうやって折り合いつけてるのか?
この症状で困ってる人もいるだろう。
色々考えた結果、この場を借りて、まずは皆んなに現状報告しようと思った。
そして、これを見た同じ悩みの人いたら、「自分はこうやったら上手くいったぜ。」
なんて話も聞きたい。とにかく情報が欲しいのである。
これが日記始めた理由である。
まあこんなこと、カミングアウトしちゃってるけど、基本的には、今までと何も変わってないから、
友人達には安心して欲しいと思う。
飲み会とかあったら訳の分からないテンションで「ダ◯」とか「イザー◯」モノマネ
しだすキャラなのは変わらない。
だから今までと変わらずに接して欲しい。
因みにADHDのマイナス面ばかり話してたけど、仮に自分の特性に完全にマッチングした仕事など出来ると、ガチで天下取れちゃうのもこの症状の特徴。
スイッチ入って集中モード入ると、本当に無敵になる。
そもそも集中しすぎて、過集中、つまりゾーンの状態になる。
コントロール出来たら本気で天下取れると思う。
まあそれが出来ないから困っているのだがw
これがアメリカとかのADHDに理解のある国であれば、「こいつは他とは違う才能持ってる、天才だあああ」って周りがなるんだけど、
実際日本とかだと理解がまだ少ないから、風当たり厳しいんだよね。あくまで能力のバランスとれた使いやすいマルチプレイヤー求めてるのが現実なのよね。
この症状の有名人調べてみた
スティーブ・ジョブズなどの才能に溢れた方ばかり出てくる。
暇な人は調べて見てほしい。マジで天才と呼ばれる人しかいない。
だから、自分もこの件に関しては、マイナスとは思いたくない。
愚地克巳も言ってたけど、
「思うな…… 失ったこと…… 失ったのではない…… 得た…何を…?何を得た…? 隻腕…片腕という━━━個性!!! 」
そう自分は他の誰にもない個性を得たのである。
これだけは間違いないと思う。
だからこそ、上手く折り合いつけて、自分の力が最大限に発揮出来る方法、
それを今後探していきたいと思う。
以上今日はここまで。真面目なこと書いて疲れたwww